木村拓哉の主演ドラマ発表直後に「また天才役?」の批判、パクリ疑惑も浮上の受難

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 10月期のTBS系ドラマ「日曜劇場」枠で、木村拓哉が主演することが正式に発表された。木村拓哉の役どころはフランス料理の天才シェフで、どん底から3つ星レストランを目指すというオリジナルストーリーだ。その再起をサポートするヒロイン役には、鈴木京香が抜擢された。なお、正式タイトルはまだ発表されていない。

 10月期に木村拓哉の主演で新しいドラマが制作されることは、昨年6月の時点で「週刊文春」(文藝春秋)が伝えていた。タイトルは『星降るレストラン』(仮)または『おもゐでレストラン』(仮)とされており、約1年前には「木村拓哉主演でシェフのドラマを」という概略が決定し、流出していたことになる。

 一部メディアは、このドラマのヒロイン役のキャスティングが難航したと報道。いわく、木村が主演するドラマの撮影スケジュールは、すべて木村サイドに合わせる必要があり、スケジュールに余裕のある女優が見つからず、制作サイドは頭を抱えていたという。さらに、ジャニーズ事務所が「キムタクに見合うブスな女優で足が長すぎなくキムタクの短足チビばれないように気を使う人を」との無理な意向を押しつけている、女優サイドが木村の相手役を嫌がる……など眉唾な話もあった。

 だがヒロインは無事、鈴木京香に決定している。鈴木京香はドラマ『華麗なる一族』(TBS系/2007年)で木村と共演した経験もあり、大ベテラン女優。47歳の木村より20も年下の女優が抜擢されて恋愛要素を盛り込むようなことがあれば、かつて月9『ラブソング』で福山雅治にやらせたことの二の舞となることは間違いなく、木村ファンはほっと胸をなでおろしていることだろう。もっとも、キャスティングにそこまで手こずったというのが事実ならば、恋愛メインのドラマでない以上、ヒロイン不在でもよいのだろうが。

天才シェフの再起ストーリーにパクり疑惑
 木村拓哉主演の新ドラマの受難は、ヒロイン役をめぐったものだけではない。木村拓哉が「天才シェフ」を演じることについても、疑問の声が相次いでいるようだ。ネットでは「キムタク、また不遇な天才役かよ」「ワンパターンすぎ」「もう短足とばれているし、皺も目立つし、いい歳だし冴えないオジさん役をやってほしい」などと、手厳しい意見が殺到している。

 たしかに、これまで木村がドラマで演じてきた役は、型破りでカッコいい男が多かった。『HERO』(フジテレビ系/2001年~)の検事役や、『GOOD LUCK!!』(TBS系/2003年)のパイロット役、『プライド』(フジテレビ系/2004年)のアイスホッケー選手役……そのほか総理大臣役やレーサー、美容師など、「キムタク」が様々な職業に就くドラマという印象が強い。

 しかし実際のところ、40代になってからの木村拓哉は、「型破りな男」や「天才」の役ばかり演じているわけではない。たとえば『PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!~』(フジテレビ系/2012年)では貧乏に転落しても前向きに生きていく青年を演じていたし、『アイ'ム ホーム』(テレビ朝日系/2015年)ではバツイチのサラリーマンに扮した。天才でも優秀でもない木村だったが、評判は上々。最終回の視聴率はそれぞれ18.7%と19.0%(ビデオリサーチ調べ)と、数字も良かった。

 「フランス料理の天才シェフ」という役柄も、おそらく木村にはしっくり来るのだろう。ただ、新ドラマの懸念はそこではない。現時点で発表されているあらすじが、2015年公開の映画『二ツ星の料理人』とそっくりであることが指摘されているのだ。

 映画のストーリーは、ブラッドリー・クーパーが演じるパリの一流フレンチレストランの有名二ツ星シェフがスキャンダルで失脚、ロンドンでイチから再起を図る……というもので、たしかにドラマと酷似している。とはいえ木村のドラマに関しては、キャストや大まかなあらすじが明かされたのみで、詳細はまだ不明。放送開始後にはオリジナリティを発揮し、パクリ疑惑が払拭されることを期待したい。

 いずれにせよ、発表直後から――いや、およそ1年も前から話題を振りまいていた、木村拓哉主演の新ドラマ。キムタクという看板が健在であることの、なによりの証明だろう。 

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